あ行倉庫・工場の用語集
亜鉛メッキ鋼板葺
亜鉛メッキ加工された鋼板で、鋼板を亜鉛で覆うことにより耐久性を向上させたものを指し、亜鉛鉄板、
亜鉛メッキ鉄板、またはトタン板、亜鉛引き鉄板、トタンなどと呼ばれています。
尚、一般的に亜鉛メッキ鋼板は、溶融亜鉛メッキ鋼板を指します。
アスベスト(石綿)
繊維状鉱物の総称。蛇紋石や角閃石が繊維状になっているもの。熱・電気の不良導体で,防火・保温、電気の
絶縁などに用いる。吸い込むと肺がんの原因となるため、使用規制の方向に向かっています。
移動式クレーン
移動式クレーンとは、動力で荷をつり上げ、これを水平に運搬する機械装置のこと。
小型移動式クレーンとは、つり上げ荷重5トン未満の移動式クレーンのことを指します。
トラッククレーン、ホイルクレーン、鉄道クレーン、フローチングクレーン、クロ-ラ-クレーン等があります。
か行倉庫・工場の用語集
瑕疵担保責任
売買の対象物に隠れた瑕疵(外部から容易に発見できない欠陥のこと)があった場合、売主が買主に対して、
その責任を負うことです。隠れた瑕疵があった場合、買主は売主に対して契約の解除や損害賠償の請求ができます。
<土地の場合>
・土の中にコンクリートの基礎や材木などが大量に混入していた
・土の中に有害物質が混入していた
<建物の場合>
・雨漏り
・建物の躯体(基礎・床・壁・天井等)の腐食など
キュービクル
発電所から変電所を通して送られてくる6,600Vの電気を、そのまま敷地内に引き込む高圧受電契約に必須の
重要な施設のこと。
さ行倉庫・工場の用語集
サブリース
借主(転貸人)が従来の賃貸借関係を維持しながら目的物件を第三者に賃貸すること。転貸借契約における、
入居者(転借人)と賃貸人との間には契約関係なく、借主(転貸人)が自己の賃借権の範囲内で、第三者(転借人)
のためにさらに賃借権を設定することです。
自走式(マルチタイプ)
多層階倉庫にもかかわらず、スロープによって平屋倉庫のように車輌が各階倉庫前ま で乗り入れできる倉庫。
私道
一般には私人の土地のみをもって、当該道路に面している土地の利用を目的に築造した道路のこと。
土地の寄附又は提供を条件に村道等を築造する場合もあるので、道路法上の道路・公道と明確に区分されている
わけではありません。私道の維持・管理は原則としてその土地の所有者の自由に任されていますが、建基法上の
道路とみなされているものについては、その変更・廃止が制限されます(建基法45条)。
私道負担
売買等の対象となる土地の一部に私道の敷地が含まれている場合に、この私道敷地部分を私道負担と言います。
垂直搬送機
工場、作業場等の生産設備又は搬送設備として、それらの過程の一部に組み込まれる施設のことで、物品の搬出入
に人が直接介入せずに使用され、人が乗り込んだ状態で運転されるおそれのない構造となっているものです。
従来の貨物エレベータに比べ格段に荷役作業効率が良く、作業時間短縮が可能な装置です。
スケルトン(ガラ渡し)
コンクリート打ちっぱなし状態で、内装設備が無い状態のこと。 床・天井がない場合もある。借主がある程度
自由に内装を造ることが出来るのが利点です。退去する際には全ての内装設備を撤去し、スケルトン状態に戻す
のが一般的です。
スレート葺
スレートとは天然鉱物である粘板岩のことを指します。
玄昌石(粘板岩)で屋根を葺いている場合を、天然スレート葺と言います。セメントと石綿(アスベスト)を
高温高圧下で養生・成型した板状の石綿スレートに着色剤で着色したものを「化粧石綿スレート」と言います。
最近では石綿の代わりに人工繊維や天然繊維を使用した無石綿の化粧スレートが普及しています。
セットバック
都市計画区域内において建築物を建築する際、建築物を建基法の規定により道路の境界線から一定の距離を
後退させることを言います。
接道状況
敷地に対し接している接道義務を満たしているのかの状況や方角を示したもの。
接道義務
都市計画区域内において、建築物の敷地が建基法上の道路(自動車専用道路を除く)に2M以上接しなければ
ならないことで、建築物及びその敷地の利用の便宣、避難、消防活動の確保等を図るため、道路のないところに
建築物が立ち並ぶのを防止することを目的としています。
た行倉庫・工場の用語集
高床式(フラットフロア)
敷地面と比べ倉庫の床が高い(プラットフォーム)倉庫のことで、付帯価値の高い商品や衛生面を重視する商品を
扱うのに適しています。 埃が入りにくく、湿気を受けにくいなどのメリットがあります。
多階層
複数の階に分かれているビル型倉庫で、基本的にはエレベーター等により荷物を移動させます。
地代
借地契約や土地賃貸借契約において、賃借人が地主に対して支払う賃料のことです。
低床式
敷地面と倉庫の床が同等の高さの倉庫で、重量のある製品や原材料などを保管するのに適した床です。
トラックやフォークリフトが倉庫内に直接乗り入れできます。
道路幅員
建物に接面した道路幅のこと。
な行倉庫・工場の用語集
2項道路
建基法42条2項に定められた道路なので、一般にこう呼ばれます。みなし道路とも言います。
市街地内にある幅員4メートル未満の道で、特定行政庁が指定し建築基準法上の道路とみなしたものです。
現行の建築基準法の規定では、(都市計画区域において)敷地が4メートル以上の道路に接していないと原則として
建築物が建てられないことになっていますが、法施行前の要件を満たさない敷地を救済するための規定です。
は行倉庫・工場の用語集
バックヤード
商品を一時的に保管しておく倉庫のこと。
平屋倉庫
1階建てで、天井が高く大型貨物の保管に適した倉庫です。
プラットホーム
トラックの荷台に鉄道コンテナを積んだまま積み降ろし作業ができ、トラック・運搬用トレーラー、旅客の乗降
や貨物の荷役を行うための台状の設備のこと。
ホイスト
荷物の上げ下ろしや運搬に用いる小型の巻き上げ装置のこと。巻胴、減速歯車、電動機、リミットスイッチ、
ブレーキなどをコンパクトにまとめて、ワイヤロープを用いて荷を上げ下げする簡便な荷役装置です。
定置式と横行式とがあり、後者はI形ビームの下フランジをレールとして横行するモノレールホイストと、
天井クレーンのクラブトロリーのように2つのレール上を横行するダブルレールホイストとがあります。
横行の駆動は、電動式が多いですが手動式のものもあります。
ホイストは、小規模な天井クレーンやウォールクレーンの巻上げトロリーとして利用されます。
や行倉庫・工場の用語集
ヤード
倉庫の外で物理的に囲まれた領域のことで、敷地内でトラックやコンテナなどから荷物の積み替えするエリアを
指します。また、他の運輸方法に移し替える中継地のことも指します。
床荷重
床の積載能力のこと。
用途地域
都市計画法で定められた地域区分のこと。用途の混在を防ぐことを目的としています。住居、商業、工業など
市街地の大枠としての土地利用を定めるもので、
「第1種低層住居専用地域」
「第2種低層住居専用地域」
「第1種中高層住居専用地域」
「第2種中高層住居専用地域」
「第1種住居地域」
「第2種住居地域」
「準住居地域」
「近隣商業地域」
「商業地域」
「準工業地域」
「工業地域」
「工業専用地域」
上記12種類があり、用途地域よって建物ついての制限が違います。